感情と東洋医学

自律神経の症状では感情の調整は不可欠と言っても過言ではありません。

 

感情の調整とは?

何事もポジティブに思い込んでくださいという事を言うわけではありません。

 

東洋医学では、感情は内臓に蓄積されると言われています。

下の図があらわしています。

五臓

怒りは肝臓を消耗する

僕の解釈では怒りは肝臓の「気」を消耗するという事だろうとしています。

 

肝臓の気が弱ると、目や筋肉、爪にまで影響して症状として現れます。

これは肝臓は目には見えない、そして気も目には見えないのですが

昔の人は、目に見える筋肉や爪に現れますよと言っているのだと思います。

 

西洋医学的には、怒りはアドレナリンを血中に放出し血圧を上げ、筋肉を活発にして

呼吸も早くなり、血糖値も上がり大変体の中は大忙しになります。

 

一度乱れた、内部環境はまた戻すこともエネルギーが必要です。

 

ケンカした次の日になんか体が硬いなとか気分がいつもより落ち着いていないな

という事はまた不思議なことですが、体の内部では体の暴走を落ち着かせるために

大忙しだからです。

 

 

自分での調整方法は

怒りであれば肝臓をよしよしと撫でてあげてください

悲しみであれば肺を

恐怖は腎臓を

思い悩む時は胃腸を

喜びすぎは心臓を

 

軽くよしよしといたわってあげるとエネルギーが回復します。

かわせみ整骨院