手首・肘の痛み 頚椎症もあり難しかった症例

50代 男性

【症状】

両手の手首の痛み・左ひじの痛み

 

手首の痛みの画像

来院の経緯

主訴の手首の痛み・肘の痛み

小さいときからの頚椎症、近くの整骨院や整形外科に

しばらく通うもあまり良くならず、仕事も趣味のボーリングンも

したいのでとても深刻な状態でした。

頚椎症で有名な大阪の整骨院へ行き、そこで紹介され当院へ来院。

初診時

来院時は首はだいぶ楽になったといっていて

手首・左肩の痛みと可動域減少

姿勢や問診などから重症かと思った。

経絡の肺経と肝臓の代謝を上げて

手首・肩の痛みは軽減

この時は安心しましたが、なかなか難しいことが

この後わかってきます。

 

2回目~10回目

よく手首や肩・肘の痛みは頸椎胃からの影響も

あります。

頚椎症の持病もあるので首に負担がかかるであろう

内臓などのアプローチをしていきました。

少しづつは良くなるのだけど、

仕事をするとまた痛くなる、以前はよくなることもなかった

そうなのでいいとは言ってもらえるものの

何かが違う、、

と思うようになりました。

11回目~

原因をよくみる検査

もう一度原因を特定するため、全身の状態

重心などを細かく見ていきます。

そこで

歩き方がおかしいことに気が付きました。

実は20年以上足の裏にできたタコでまともに

歩けなかったのです。

以前から自分で治療していたりしていたのであきらめていたそうです。

もしかしたら、これを治せば首も手首もよくなるのでは?

そう思いました。

実際に調整後は、手首の痛みも消失。

 

12回目

いつもは仕事をすると痛みが戻っていたのが

ほとんど戻っていない。

ということは首の痛みも手首の痛みも

足が原因だった!!

 

15回目

手首の痛みは依然と比べるとほとんど消失。

あとは足をよくしていく段階です。

20年以上も前からの症状。

最初は体重をかけられなかったのですが今は

体重をかけても痛くない。

あと少しだな。

考察

今回の仕事で手を使いすぎたためと思われる

手首・肘の痛みは実は

足の裏に20年以上前にできたタコだったのです。

 

一般的にはこの症状の場合は、首をほぐして手首や肩肘

を動かすでしょう。よくやって腰をほぐしたりだと思います。

おそらくそれではよくなりません。

痛みの根本は

足からの数ミリのずれが、首までに行くと大きなずれを

補正するためにすごい圧力がかかってたということです。

 

自律神経の中枢へのダメージもありました。

この発見は、今まで難しいと思われる症状に応用が利きます。

このような発見ができたことに感謝します、

ありがとうございました。

かわせみ整骨院