【それって年のせい?】股関節の痛みで「足が上がらない」「歩くと痛い」本当の原因|那珂川市のかわせみ整体

「階段を上るとき、足が上がらずつまずきそうになる…」

「歩くたびに股関節の付け根に痛みが走る…」

「靴下を履く動作や、椅子から立ち上がるのが億劫になった…」

 

もしあなたが、そんな股関節の痛みで悩んでいるなら、日常生活に大きな支障をきたし、不安な毎日を過ごしていることでしょう。

 

股関節の痛みは、単なる「関節の老化」や「使いすぎ」だけが原因ではありません。

 

多くの場合、日々の「体のゆがみ」やそれに伴う「神経の圧迫」が複雑に絡み合って、痛みとなって現れています。

 

今回は、股関節の痛みがなぜ「足が上がらない」ほどに悪化するのか、その根本原因と、当院が考える本当の「治し方」について、詳しくお話しします。

股関節の痛みの裏に潜む「体のゆがみ」という落とし穴

私たちの股関節は、体の中で最も大きな関節の一つで、太ももの骨(大腿骨)の先端にある球状の部分が、骨盤のくぼみにはまり込む「球関節」という特殊な構造をしています。

 

体重を支え、歩く、座る、立ち上がるなど、すべての動きの土台となっています。

 

しかし、以下のような生活習慣によって、股関節の土台である「骨盤」がゆがんでしまうと、股関節に大きな負担がかかってしまいます。

 

 

脚を組む癖:骨盤がゆがみ、股関節に左右非対称の負担がかかります。

 

片方の足に重心をかけて立つ癖:無意識に片方の足に体重をかけることで、その側の股関節に大きな負担がかかり、ゆがみの原因になります。

 

横座りやぺたんこ座り:股関節を過度にひねるため、関節や周りの筋肉に負担がかかります。

 

 

これらの習慣は、骨盤を構成する仙腸関節に負担をかけ、骨盤の動きを制限してしまいます。

 

骨盤がゆがむと、股関節の可動域が狭くなり、特定の部位にだけ大きな負担がかかり続けます。

 

この状態は、いくら運動を頑張っても、根本的なゆがみが改善されない限り、痛みがぶり返す可能性があります。

「足が上がらない」「しびれる」本当の原因は「神経の圧迫」

股関節の痛みが進行すると、「足が上がらない」「太ももや足にしびれを感じる」といった症状を伴うことがあります。

 

これらの症状は、股関節の周りや骨盤のゆがみによって、神経が圧迫されていることが原因の一つとして考えられます。

 

 

坐骨神経の圧迫:お尻の筋肉(特に梨状筋)が硬くなると、その下を通る坐骨神経が圧迫され、お尻から太ももの裏側、ふくらはぎにかけて痛みやしびれを引き起こすことがあります。

 

大腿神経の圧迫:骨盤のゆがみや、お腹の奥にある筋肉(大腰筋)の緊張によって、太ももの前を通る大腿神経が圧迫され、太ももの前側に痛みやしびれ、足が上がりにくいといった症状を引き起こすことがあります。

 

このように、股関節の痛みは、単に関節や筋肉の問題だけでなく、神経の働きが阻害されていることも原因となり、症状を複雑にしているのです。

 

痛みで「歩けない」を卒業するための治し方

 

当院では、股関節の痛みを一時的に和らげるだけでなく、根本的な原因にアプローチすることを大切にしています。

 

1. 股関節と骨盤のゆがみを整える

痛みのある股関節だけでなく、土台となる骨盤や背骨のゆがみを丁寧に調整します。当院の施術は、ポキポキしないソフトな手技で、関節の可動域を広げ、股関節への不要な負担を取り除きます。

 

2. 神経の圧迫を取り除く施術

硬くなったお尻や太ももの筋肉を緩め、神経の圧迫を解放します。これにより、痛みやしびれが軽減され、足がスムーズに上がるようになります。当院では、さらに神経にも作用する施術を行うことでより効果的に筋肉のバランスを整えます。

 

3. 正しい姿勢と歩き方のアドバイス

施術と合わせて、日常生活で気をつけたい「正しい立ち方」「正しい歩き方」「正しい座り方」を具体的にアドバイスします。ご自宅でできる簡単なストレッチや体操もお伝えすることで、再発しにくい体を目指します。

 

 

最後に

「まだ大丈夫…」と我慢しないことが大切です

 

股関節の痛みを放置すると、歩き方が不自然になり、膝や腰、さらには背中にも痛みが出てくる可能性があります。

最悪の場合、変形性股関節症といった、さらに深刻な状態に発展するリスクも高まります。

 

「年齢のせいだから仕方ない」「そのうち治るだろう」と我慢せず、少しでも違和感を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

 

あなたの股関節の痛みは、適切なケアと生活習慣の見直しで、必ず改善に向かうことができます。

もう一度、痛みなく自由に歩ける毎日を取り戻しましょう。

かわせみ整体