夏の不調。心臓と脾臓の役割、大解剖!!!

つい先日、担当させていただいているSさんと観葉植物のお話になったんです。

 

Sさん👩🏻
“ガジュマルのような生命力の強い植物でも、突然の気温差にはやっぱり弱いから、少しずつ少しずつ慣らしてあげるんですよね”

末永
“我が家のいつも元気なガジュマルも、
この時期の湿度に弱いみたいで、最近元気なくて…”

(考える🧐)

“あ!!気が足りないかも!!
外気が巡らない玄関に置いてます…”

 

Sさん👩🏻
“そうそう!植物にとって、気の巡りも大切なんですよね😌”

 

💡💡💡

 

ああ…そうだ…🥺
人も同じなんですよね🥺

と…。

わたしたちも植物と同じ。

自分自身を日々労り、大切に気を向けることで、
健康を維持していきましょうね(^^)/

心にじわーっと染みた。改めて気づきをいただいた。

そんな幸せな会話でした✨

夏の不調と原因

前置きが長くなりましたが、夏の不調とその原因、対応方法などお伝えしていきます。

自分自身を ”労り、大切にする” ために、
ぜひ!この先も読んでいただきたいですっっ!!

前提として、

 

エネルギー溢れる夏は、

「暑さ」
「湿度」
必要に注意⚠️が必要です🥺

夏の不調①

  • 上半身が火照る🔥
  • 顔が赤くなる
  • 汗が出過ぎる など

いわゆる熱中症といわれる、このような症状は、
「暑さ」「湿度」が関係します。

 

東洋医学では、これらを
”暑邪” ”湿邪”と呼びますが、

自然界の気候も強まり過ぎると生体機能に悪影響をもたらすという考え方となります。

このような気候は、夏に関連する臓器である「心」に大きな負担をかけることにもなるのです😢

👇太陽(火)🔥⇨水を蒸発させる⇨上に上る(熱された空気)

湿度が高いと体内の水分が外に出づらく、体内に熱がこもった状態となります。

 

特に、体内に水が過剰にたまっている方(むくみ)や腸内環境が良好でない方は、

熱中症になりやすいと言えます。

※「心」と「小腸」は相関関係にあり、
東洋医学でいう「心」には、大脳機能(言語、記憶、判断力、睡眠、意識状態)である精神活動も役割として持っているため、
腸の状態が、脳に影響をもたらすということも納得してしまいますね😥

気・血・水のめぐりがスムーズに行われる体質へと変えていくことがとても大切!

外邪への対応と、養生により、
熱中症予防をしっかりしていきましょう♪

夏の不調②

  • 消化不良
  • 食欲不振
  • 下痢、便秘
  • 腹部膨満感 など

胃と協力して消化吸収を担っている「脾」が「湿度」に弱いため、このような不調を起こします。

そのほか、「脾」は、
気・血・水を全身に巡らせるという役割を持っているため、脾の不調はむくみや身体の重だるさなどにも繋がります。

 

今回お伝えしたのは、特に多い不調2点ですが、
「心」や「脾」は、
全身の統括のような中心的なお仕事をしているため、「腎」「肺」など様々な不調を感じることにもなり得ますので、これからお伝えする対策で夏を快適に過ごしましょう♪

対策と養生法

♦慌てず、落ち着いた行動で、
ゆったーりのんびり生活しましょう

動作をゆっくりにする。走らない。何事もやり過ぎない。

⇨※ただでさえ、「陽」のエネルギーの強い夏に、
「心」に負担をかけないように過ごすことがポイントです✴︎

♦夏野菜など旬のものを食す

旬の食材は、季節に応じて私たちの心身に良い役割を果たしてくれます

⇨きゅうりなどの瓜系…余分な水を溜めない、水を出すという役割があります
⇨ゴーヤ、なす、トマトなど…身体にこもった熱を収めてくれます

きゅうりやなすお漬物など、発酵食品は、
腸も喜びますので、おすすめです!!

♦温かいものを身体に入れる/冷たいものは程々に

冷たい飲食物や、エアコンなど、身体を冷やしてしまいがちな現代の夏こそ、積極的に身体を冷やさない取り組みも取り入れたいものです。

⇨「脾」や胃は、冷たいものが苦手です。消化器が元気に働きやすい環境を整えてあげましょう!

キンキンに冷えたものをガブガブ飲む、食べる、は、身体が悲鳴あげますよおおおおお😢

終わりに

今回は夏の主な不調と対応策についてお話しました。

細かなアドバイスなどは、
体質や性質など人それぞれ異なりますので、
施術の際にお身体を診たり、お話をお聞かせいただいたうえでお伝えしております😌✨

 

ご自身のお身体や生活を振り返り、
この夏どのように過ごしていくか、
一緒に考えていきましょう♪

ありがとうございました。

かわせみ整骨院