皆さんこんにちは❕❕
かわせみ整骨院のフェニックスこと吉田です。
秋風が入ってきて涼しくなってきましたね。
「夏の終わりも彼岸まで」
彼岸花を見ると夏が終わるなぁと感じます。
長崎は雲仙市にいた頃によく聞いた言葉でした。
さて今回も、3回目となる坐骨神経痛に関連したブログを書いていきますよ!!
今回のテーマは[年齢別]坐骨神経痛になりやすい人の特徴ということで、
この坐骨神経痛はほんっとうに幅広い年代で起こります。10代〜高齢者まで起きる可能性があるこの症状。
僕の実体験や治療していて感じた経験を含めてお伝え出来ればいいなと思います。
さっそくやっていこう。
10代~20代 ※10代に好発
この年代は主にスポーツで起きやすいです。
腰椎椎間板ヘルニアや、腰椎分離症などスポーツ疾患としても珍しくない腰の疾患。
ここから坐骨神経痛の症状が出るパターンが多いです。
実は、高校生の時代にサッカーをしていてGKだったのですが、腰椎椎間板ヘルニアになりまともにボールも蹴れず、5秒も座れないなど日常生活にまで支障をきたしていたため手術に至りました。
GK専門のコーチが途中から加わり練習はベリーハード。中腰の姿勢が続きまくる。
さらに僕は普段から姿勢がめちゃくちゃ悪かった。
授業中で机に顔が着くんじゃないかというぐらい近かったし、
常に猫背みたいに丸くなって座ってた。
こんな感じ。
ぶっちゃけ普段こんな座り方してる人多いんじゃない?笑
部活でのオーバーユース、使いすぎて神経にも疲労を起こし、さらに普段からの姿勢不良などが重なって腰椎ヘルニアを起こしたんですね。
オーバーユースと普段からの姿勢不良。
組み合わさる事で坐骨神経痛が出る可能性が上がります。
以上の事から、特に10代に好発しやすい理由となります。
20代はスポーツというより、デスクワークなど座りっぱなしが長時間続く仕事はもちろん。
最近はゲーミングチェアに座ってPCやPS5でゲームをする事が多い時代になってきてます。
…Switchは寝っ転がれるか笑
YouTubeやTwitchと言われる配信プラットフォームで人気の「ストリーマー」や
eスポーツで活躍する「プロゲーマー」の影響でゲームをする環境が昔と比べてだいぶ変わりました。
ファミコンや64、プレステ1とかの時代は床に座って友達や家族とテレビの前でやっていたのが懐かしいです。
昔はテレビ主体だったのが
スマホで手軽に配信を見れることで長時間座ったり同じ姿勢が続くようになりました。
長時間座る、寝転がる。そういった同じ姿勢が続くことで神経が圧迫を受け坐骨神経痛がでることが20代では多いと思います。
前回のブログでも書いてますが、
[神経は圧迫と伸張に弱い]特性があります。
昔に比べると同じ姿勢が長時間続くことで圧迫を受けたり、セルフケアでストレッチをして伸張されてダメージ受けたりする状況が増えているのかも知れません。
30代~50代
人間の身体は20代から徐々に体内の水分量が減っていくもので、椎間板の弾性が失われてきます。
お餅がひび割れを起こすかのように椎間板もひび割れ、そこから腰椎ヘルニアに発展したり、
変性を起こしていくと脊柱管狭窄症になったりして坐骨神経痛が起こる。
50代が好発し最も坐骨神経痛が起きやすい年齢だとも言われています。
ここまではSNSに書いてある内容で大体の人が知っている事だと思います。
ぶっちゃけ、見つかってないヘルニアがあろうが脊柱管狭窄症に近い状態になってようが[症状が出てない]人も必ずいます。
それだけが理由なら一体50代の何十%が坐骨神経痛に悩まされているのだろうか。
ここで僕がさらに「別の視点」から理由を付け加えてみようと思います。
前回か前々回に書いてますが、
神経の特性のもう一つ
神経には遊走性があり、ヘルニアの圧迫だけでは避ける事が出来るため症状が出ない場合が多いです。
そこで炎症を起こしたり背中の筋肉などから逃げ場のないぐらいの圧迫を受ける、
もしくは腰椎ヘルニアだけじゃなく梨状筋症候群など別の箇所で圧迫を起こしていた。
実際のところ腰椎ヘルニア単体で症状が出るよりも、他にも原因となるところがあって坐骨神経痛が起きる事の方が多いです。
例えば、デスクワークで座りっぱなしもお尻やもも裏で坐骨神経の圧迫を受けますよね。
職人さん現場で身体をめちゃ使いがちで神経が疲労を起こす、または筋緊張が強くなりがちな方。
トラックで長距離運転をして座りっぱなしだけでなく地面からの衝撃まで加わって神経がダメージを受けちゃう。
つまり、身体の水分量が減って〜〜に付け加えて、こういった坐骨神経に負担がかかる条件が重なる事で症状が出やすいのです。
これが50代に好発しやすい理由であり、
一般的に言われている事に別の視点から付け加えた僕の見解です。
60代~高齢者
上記の徐々に「体内の水分量が減少」というのは、実は「筋肉量」と関係があります。
筋肉の70%以上は水分で出来ているため、
高齢になっていくほどどうしても筋肉量は減少しちゃう。
それに比例して蓄えている水分量も減ってしまうので、骨や関節だけじゃなく筋肉も弾性が落ちてしまいます。
その結果筋肉が硬くなる、または周りの組織が癒着を起こし神経が圧迫されて症状が出るという事ですね。
ちなみに高齢の方が熱中症になりやすいのもこういった水分量の減少が強く関係してきます。
5年ほど前、長崎の雲仙にいて高齢の農家の方も多かったのですが、不思議と元気な方が多いんですよね。
その方曰く、じっとしてられない。
身体動かさないと気がすまない。
だそうです。笑
身体を動かす方法はラジオ体操や散歩、なんでもいいと思います。
長時間座ってテレビ見てたり同じ姿勢がずっと続くと神経に負担がかかるのはもちろん、
動いてないと筋肉はどんどん落ちていくので運動はしていきたいですね!
最後に
如何だったでしょうか?
今回は年齢別に坐骨神経痛になりやすい人の特徴を解説していきました。
僕自身10代の頃にヘルニアで半年ぐらい悩んだ末に手術に踏み切った。
という経験があるので、坐骨神経痛とギックリ腰に関しては誰よりも辛さを理解しています。
セルフケアについては前回のブログで紹介しているので、気になる方はそちらも是非見てください!!
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とほかみえみため
お電話ありがとうございます、
かわせみ整骨院でございます。