皆さん、こんにちは。 かわせみ整体スタッフの吉田です。
「歩くたびに、なぜか右の股関節だけがズキッとする」 「入念にストレッチをしても、翌朝にはまた痛みが戻っている」 「病院の検査では『骨には異常がない』と言われたけれど、違和感が消えない」
もしあなたが、こうした「片側だけ」のしつこい股関節痛に悩まされているのなら、少し視点を変えてみる必要があるかもしれません。股関節の痛みは、単なる筋力の低下や骨の異常だけで起きるものではないからです。
実は、人間の身体の構造上、右側の股関節の痛みは「肝臓」からの切実なサインである可能性が高いのです。今回は、なぜ「内臓」の疲れが「関節」の痛みとして現れるのか、その意外なメカニズムと解決策について詳しくお話ししていきます。
肝臓は「最も大きく、最も重い」沈黙の臓器
なぜ、肝臓が股関節に影響を与えるのでしょうか。その最大の理由は、肝臓という臓器の「物理的な特徴」にあります。
肝臓は、腹部の右上に位置する、人間の臓器の中で最大かつ最重量の臓器です。成人の肝臓の重さは約1.0〜1.5kgもあり、例えるなら「1.5リットルのペットボトル」が常にお腹の右側に入っているようなものです。
通常、肝臓は横隔膜や周囲の靭帯によって正しい位置に保持されています。しかし、生活習慣の乱れやストレスによって肝臓が疲労し、処理しきれない毒素や脂肪を溜め込むと、肝臓はさらに肥大して重くなります。
すると、重力に耐えきれなくなった肝臓が本来の位置から数ミリ〜数センチ下方へズレる**「内臓下垂(ないぞうかすい)」**が起こります。
「内臓下垂」が右股関節に痛みを生むメカニズム
肝臓が重くなって下がってくると、身体の中では連鎖反応が起きます。
1. 「大腰筋(だいようきん)」への圧迫
肝臓のすぐ裏側から下にかけて、腰と股関節をつなぐ重要なインナーマッスル「大腰筋」が通っています。下がってきた肝臓がこの筋肉を物理的に上から圧迫すると、筋肉は血流不足に陥り、身を守るためにギュッと硬く緊張します。 大腰筋が硬くなると、股関節の「噛み合わせ」が狂い、動かすたびに摩擦や衝突が起きて痛みが発生するのです。
2. 「筋膜」を介した右側の引きつれ
人間の身体は「筋膜」という一枚のボディスーツのような膜で覆われています。肝臓を包む膜は、横隔膜や骨盤周辺の筋膜とつながっています。右側の肝臓が下がると、右半身の筋膜全体が下方へ引っ張られます。 この「引きつれ」によって、右の股関節周辺の余裕がなくなり、可動域が制限されて痛みが生じるのです。
「お酒を飲まないから大丈夫」とは限りません
「私はお酒を飲まないから、肝臓は健康なはずだ」と思っている方は少なくありません。しかし、現代人の生活において、アルコール以外にも肝臓を酷使する要因はあふれています。
1. 東洋医学から見る「怒り」と肝臓の疲労
東洋医学の世界では、各臓器には対応する感情があると考えられています。肝臓と深く結びついているのは**「怒り」**の感情です。 激しい怒りだけでなく、「イライラする」「不満をグッとこらえる」「完璧主義で自分を追い込む」といったストレスの蓄積は、自律神経を介して肝臓の血管を収縮させ、機能を低下させます。精神的なストレスが続いている時に右股関節が痛むのは、肝臓が「もう限界だよ」と叫んでいる証拠かもしれません。
2. 現代特有の「非アルコール性」の肝臓疲労
最近では、お酒を飲まない、あるいは痩せている方でも、肝臓に負担がかかっているケースが増えています。
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糖質の摂りすぎ: パン、パスタ、甘いお菓子などの糖質は、エネルギーとして使われないと肝臓で中性脂肪に作り替えられ、肝臓を重くさせます。
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タンパク質不足: 肝臓は代謝を行う「巨大な工場」ですが、その従業員となるのがタンパク質です。タンパク質が不足すると、肝臓は効率よく働けず、老廃物が溜まって重くなります。
自己流の強いマッサージが「慢性化」を招くリスク
右の股関節が痛い時、ついついやってしまいがちなのが「痛い場所を強く揉むこと」や「無理な開脚ストレッチ」です。しかし、原因が内臓の重みや身体の歪みにある場合、これらは非常に危険です。
内臓が下がって筋肉が硬くなっているのは、いわば「身体がこれ以上崩れないように必死に支えている状態」です。そこを無理に緩めると、支えを失った肝臓はさらに下がり、さらに強い痛みを引き起こすという悪循環に陥ります。
「マッサージを受けた直後はいいけれど、翌日には以前より痛みが強くなる」という方は、まさにこのパターンに当てはまっている可能性があります。
当院が提案する「トータルアプローチ」による根本改善
右股関節の痛みから解放されるためには、股関節だけを見るのではなく、お腹の中の状態と全身の骨格のバランスを同時に整える必要があります。
かわせみ整体では、以下の3つのステップでアプローチしていきます。
ステップ1:胸郭(肋骨周り)と骨盤の歪みを整える
肝臓は肋骨の中に収まっています。肋骨が歪んでいると、肝臓は窮屈な思いをして、正しい位置に居られません。まず土台である骨盤と、入れ物である胸郭の歪みを取り除き、肝臓が本来の位置へ戻れる「スペース」を作ります。
ステップ2:内臓が「上がる」環境を作る
当院の施術は、バキバキと音を鳴らすような激しいものではありません。ソフトな刺激で自律神経を整え、内臓の血流を促進します。巡りが良くなると、重く沈んでいた肝臓が軽くなり、自然と大腰筋や股関節への圧迫が解消されます。
ステップ3:生活習慣のアドバイス
施術で整えた状態を維持するために、食事やストレスケアのアドバイスも行います。「なぜ右側だけが痛くなるのか」という理由が分かれば、日々の生活の中で自分で自分をケアできるようになります。
最後に:あなたの身体のSOSを見逃さないでください
股関節は、歩く、立つ、座るといった、私たちが生きていく上で最も基本的な動作を支える重要な場所です。そこが痛むということは、あなたの生活の質(QOL)を大きく下げてしまうことを意味します。
もしあなたが、 「どこに行っても良くならない」 「整形外科では異常なしと言われたけれど、痛くて歩くのが苦痛だ」 「このまま歩けなくなるのではないかと不安だ」
そんな思いを抱えているのなら、ぜひ一度当院にご相談ください。 私たちは、痛みが出ている「結果」だけを追うのではなく、あなたの内臓の状態、骨格の歪み、そして日々の習慣という「原因」にしっかりと向き合います。
色々試して症状を拗らせてしまう前に、身体の声を聞き、根本的な解決を目指しましょう。あなたが再び、痛みなく軽やかに歩き出せる日を、私たちは全力でサポートさせていただきます。
かわせみ整体 スタッフ 吉田
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