坐骨神経痛にストレッチは逆効果!?やってはいけない事をプロが解説

こんにちは!

かわせみ整骨院のフェニックスこと吉田です。

 

 

今回のブログは

前回の坐骨神経痛のブログに負けず劣らずの内容になっておりますので

 

 

どうぞお楽しみください!

ストレッチが逆効果!?

 

 

初っ端から衝撃発言きましたね〜。

 

 

SNSを見てると、

「坐骨神経痛を3分で撃退するストレッチ」

 とか

「寝ながらできる簡単坐骨神経ストレッチ」

 

 

そういった様々な内容で坐骨神経痛にはストレッチが有効ですよ〜と言った内容がもうめちゃくちゃあるんです。

 

 

ここで共通して見えてくるのは、

 

坐骨神経を圧迫している凝り固まった筋肉をストレッチでほぐす事で痛みを緩和できますよ。

 

と、いうような事をみんな言っているんですね。

 

 

筋肉にしか触れてない。

神経の事は考えてるの?

 

 

僕は疑問に思います。

 

 

 

前回のブログで記述している

 

神経の特性である、

圧迫と伸張に弱いという特性。

 

 

筋肉が固まって圧迫を受け、さらにストレッチで伸ばされ、神経ダメージを受けますよね。

 

 

そしてもう一つ

 

神経は「もともと血行が悪い構造である

 

 

一度ダメージを受け炎症を起こすとなかなか取れにくいという状態になります。

 

 

 

以上の事から、坐骨神経痛にストレッチが逆効果になってしまうんですね〜。

 

 

 

 

ストレッチを勧めない理由とは?

 

 

 

当院ではストレッチ自体勧めていない理由は2つあります。

 

 

1つ目

 

筋トレ含め何かしらの運動をする時、筋肉は収縮に働きます

 

 

それをストレッチで伸ばしてあげる分にはいいのですが、、、

 

 

最近はストレッチが運動の代わりというか、

なんもしてないのにストレッチだけをするというのが良くない。

 

 

筋肉にはちゃんとがあるのに伸ばしてばっかりで形が崩れてしまいます

 

 

崩れると上手く力が入らないとか治りが悪くなる原因になりかねないです。

 

 

2つ目

 

よく痛い所や症状に効くストレッチ方法を検索すると思います。

 

 

ここでいう坐骨神経痛のストレッチは良くお尻の筋肉のストレッチが多いのですが、

 

 

痛い所、悪いところをストレッチしていると、ずっとそこに意識を向けているのと同じ状態になります。

 

 

すると悪い状態を脳が覚えちゃうんですね。

 

 

こうなっちゃうと脳が信号を送り続けるので

 

 

痛みが繰り返し起こったり、症状が中々取れない

 

 

だから、ストレッチを勧めていないという事なんです。

 

 

他にセルフケアの方法はないのか

 

 

じゃあ何すればいいの。

 

そんなあなたに、3パターンのセルフケアを紹介します!

 

痛みがひどい場合は控えて横になるか安静にしましょう。

 

 

ではさっそく、

坐骨神経痛のタイプ別に説明していきます。

 

 

前に屈むと症状がでるタイプ

 

 

マッケンジー体操、お尻上げ運動

 

マッケンジー体操のやり方

 

 

1、うつ伏せ寝

 

顔を横にしてうつ伏せになります。

 

深呼吸しながら3分その状態をキープ。

 

 

2、肘立て

 

うつ伏せの状態から肘をつき上体をおこす。

 

痛みがなければ3分キープ。

 

 

※ここでポイント

背中に力を入れるのではなく、腕の力だけで上体を起こしていくこと。

 

腰や下半身はリラックスをするのが大事。

 

 

3、上体反らし

 

うつ伏せから両手を肩の下につき、ゆっくりと上体を起こしていきます。

 

いけるとこまで伸ばしたらそこで深呼吸。

 

2秒たったらゆっくり戻していく

 

これを10回行う。

 

 

※ここでも背中に力をいれるのではなく、腕の力で上げていくこと。

 

 

腰椎は本来、前に反っているのに対し

前に屈むと辛いタイプは、

 

 

前傾姿勢で姿勢不良が多く腰椎が後ろに反っていることが多い。

 

 

そのためマッケンジー体操によって腰椎を自然なカーブに戻った結果、坐骨神経痛を軽減できる。

 

 

お尻上げ運動

 

仰向けに寝て膝を90度曲げる

 

膝とお腹が一直線になるようにお尻を持ち上げる

 

 

 

5秒かけてあげる→5秒かけて下す 

 

 

内転筋や骨盤周りの筋肉を刺激して骨盤を支えてくれるので坐骨神経痛を軽減できる。

 

 

後ろに反らすと症状がでるタイプ

 

 

四つん這い体操

 

四つん這い体操のやり方

 

 

ヨガでよくみる猫のポーズ。

 

腹筋を使って腰を丸くするイメージで行います。

 

腰を丸めてあげることで脊柱管、つまりはトンネルを広くしてあげる。

 

従来の猫のポーズとは違うポイントがあります。

 

・腰を反らさない

 

 

・腰を丸めたまま正座のようにお尻をゆっくりと踵に近づけていく

 

お尻を踵に近づけていくようにすることで脊柱管を狭くしている厚くなった黄色靭帯を引き伸ばしてくれます。

 

 

この運動で脊柱管のトンネルの広さを確保できるので坐骨神経痛を軽減することが期待できます。

 

 

 

座りっぱなしなど同じ姿勢が続くと症状が出るタイプ。

 

 

ストレッチを真っ先に思いつくと思いますが、上記であまりお勧めしないと言っているので、

 

 

ゆっくり歩く 

 

 

ウォーキングの中でも、あえてゆっくり歩く。

 

 

そうすることで関節や筋肉、神経など負担をかけずに血流を良くすることで回復をうながしてくれます。

 

 

それでも改善しない場合

 

 

セルフケアをやってみたはいいものの、

 

なかなか改善しない場合は整骨院へ行ってみましょう。

 

 

当院では

 

どうにもならないような坐骨神経痛でも

 

高いレベルで鑑別診断を行い原因を突き止めることで、確実に症状を改善することができる術を持っています。

 

最後に

 

このブログを読んで下さった方へ

 

 

ここ最近、辛い坐骨神経痛の症状の方が増えてきています。

 

 

そんな困っている方達がこのブログで治る希望を少しでも持っていただけたら幸いです。

 

 

 

とほかみえみため。

かわせみ整骨院