あなたの腱鞘炎、体質や年齢が関係しているかも? 那珂川市かわせみ整体が伝える根本改善策

 

あなたの腱鞘炎、体質や年齢が関係しているかも? 那珂川市かわせみ整体が伝える根本改善策

 


皆さん、こんにちは。那珂川市のかわせみ整体、院長の野村です。

「手首の痛みがなかなか治らない…」

「もう歳だから仕方ないのかな…」

「体質的に手首が弱いのかも…」

もし、あなたがそう思っているなら、それはもしかしたら、あなたの身体が送る大切なサインかもしれません。腱鞘炎は、単なる使いすぎだけでなく、その人の体質や年代によっても、症状の出方や原因が大きく異なることがあります。

今回は、腱鞘炎と体質や年代の意外な関係、そして、なぜかわせみ整体が「痛みのある場所を揉まない」のか、その施術哲学まで、詳しくお話ししていきたいと思います。


 

腱鞘炎はなぜ起こる? 体質と年代の関わり

 

腱鞘炎は、腱と腱鞘が摩擦を起こし、炎症が生じることで痛みが発生します。その引き金となるのは、以下のような体質や年代特有の要因です。

 

1. 妊娠・出産後の女性(30代〜40代)

 

妊娠中から出産後にかけての女性は、腱鞘炎を発症しやすい傾向にあります。これは、ホルモンバランスの大きな変化が関わっています。

  • ホルモンバランスの変化: プロゲステロンというホルモンが、腱や腱鞘を緩ませる作用があるため、出産後に腱鞘炎になりやすいと言われています。
  • 育児による負担: 赤ちゃんの抱っこや授乳、おむつ替えなど、手首や親指に繰り返し負担がかかる動作が増えます。特に、赤ちゃんの体重が増えるにつれて、手首への負担も大きくなります。

 

2. 更年期の女性(40代後半〜50代)

 

更年期も、ホルモンバランスが大きく変動する時期です。女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、腱や腱鞘が硬くなり、腱の滑りが悪くなるため、腱鞘炎になりやすくなります。また、この時期は肩こりや関節痛など、他の不調も併発しやすいのが特徴です。

 

3. デスクワーク中心の現代人(20代〜50代)

 

年齢に関わらず、長時間のデスクワークやスマホの使用は、腱鞘炎の大きな原因です。特に、若い世代は、スマホゲームやSNSで指を酷使することが多く、若年性腱鞘炎が増加しています。

  • 姿勢の悪化: パソコンやスマホを使う時の姿勢は、猫背になりがちです。猫背になると、肩甲骨の動きが悪くなり、腕の正しい使い方ができなくなります。
  • 「集中」による身体の緊張: 一つのことに集中しすぎると、無意識に身体全体が緊張してしまいます。特に、手や腕に力が入りすぎて、腱や腱鞘に過剰な負担がかかってしまいます。

 

腱鞘炎は「手首だけの問題じゃない」理由

 

多くの方が、腱鞘炎の原因は「手首の使いすぎ」だと考えています。もちろん、それも大きな一因です。しかし、かわせみ整体では、腱鞘炎を「手首だけの問題」とは考えていません。

なぜなら、私たちの身体は、すべてが連動して動いているからです。

例えば、長時間のデスクワークで猫背になっていたり、肩甲骨の動きが悪かったりすると、腕の正しい使い方ができず、手首に不自然な負担がかかってしまいます。

例えるなら、重い荷物を運ぶときに、全身のバランスをうまく使えない人が、腕だけで無理をしてしまうようなものです。その結果、手首に過剰なストレスがかかり、炎症が起きてしまうのです。


 

痛みを繰り返す「負のループ」

 

腱鞘炎のつらいところは、なかなか痛みが改善しなかったり、一度良くなってもすぐに再発してしまったりすることです。これは、単に手首を休ませるだけでは解決しない、「負のループ」にはまっている可能性があります。

  1. 手首の痛みが発生: 使いすぎや身体の歪みで手首に負担がかかり、痛みが発生します。
  2. 脳が「危険」と認識: 痛みは脳への警告信号です。脳は手首をさらに守ろうとします。
  3. 手首が硬直: 守ろうとするあまり、手首や腕の筋肉がガチガチに硬くなり、血流が悪化します。
  4. さらに負担が増える: 硬くなった筋肉は、手首の動きをさらに制限し、他の部分にも負担をかけます。
  5. 痛みが慢性化: この悪循環が続き、痛みが固定化されてしまいます。

この負のループを断ち切るには、単に痛みのある手首を揉んだり、ストレッチしたりするだけでは不十分です。

 

かわせみ整体が選ばれる理由:痛みのある場所を触らない施術

 

当院が最も大切にしているのは、「痛みのある場所を触らない」という施術哲学です。

腱鞘炎の患部を直接強く揉んだり、押したりすると、どうなるでしょうか?それは、脳への「痛い」という信号を、さらに強化することになります。脳は「ああ、やっぱりここは危険なんだ」と判断し、ますます防御を固めてしまいます。

当院では、この負のループを断ち切るために、オステオパシーという繊細な手技を用いて、全身のバランスを整えていきます。

 

オステオパシーによる腱鞘炎へのアプローチ

 

  • 全身の歪みを整える: 手首だけでなく、猫背や肩甲骨、骨盤の歪みなど、全身のバランスをチェックします。
  • 手首への負担を軽減する: 肘や肩、首の関節の動きを優しく整え、腕全体の連動性を高めることで、手首にかかる負担を根本から減らします。
  • 自律神経を整える: 自律神経の乱れも、身体の緊張を高め、痛みを悪化させる要因になります。頭蓋骨や背骨へのごくソフトなアプローチで、自律神経のバランスを整え、身体全体をリラックスさせます。

これらの施術は、一見、手首の痛みとは関係ないように見えるかもしれません。しかし、身体はすべてつながっています。全身のバランスが整うことで、手首は本来の正しい動きを取り戻し、痛みから解放されるのです。

 

もう、その痛みを我慢しないでください

 

腱鞘炎は、放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたします。趣味や家事、仕事に集中できなくなり、精神的なストレスも増えてしまいます。

「病院に行っても湿布やサポーターだけで…」

「何年もこの痛みに悩んでいる…」

「もう治らないと諦めている…」

もし、あなたがそのようなお悩みを抱えているなら、一度、かわせみ整体にご相談ください。

私たちは、あなたの身体の声を聴き、痛みのない、軽やかな生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

まずは、お気軽にお問い合わせください。あなたの健康を、心から応援しています。


那珂川市 整体 かわせみ整体 院長 野村 康治

かわせみ整体