その手首の痛み、腱鞘炎かも?那珂川市かわせみ整体が教える腱鞘炎の真実
皆さん、こんにちは。那珂川市のかわせみ整体、院長の野村です。
「朝起きたら手首がこわばって動かない…」
「赤ちゃんを抱っこするたびに、親指の付け根がズキッと痛む…」
「パソコンやスマホを長時間使うと、手首がだるい…」
もし、あなたがこのような症状に悩まされているなら、それは**腱鞘炎(けんしょうえん)**かもしれません。
腱鞘炎は、同じ動作の繰り返しで起こる身近な症状ですが、放置すると痛みが慢性化し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。今回は、腱鞘炎のメカニズムから、なぜかわせみ整体が「痛みのある場所を揉まない」のか、その施術哲学まで、詳しくお話ししていきます。
腱鞘炎(ドケルバン病)とは?
腱鞘炎の中でも、特に親指の付け根から手首にかけての痛みを伴うものを「ドケルバン病」と呼びます。
ドケルバン病は、手首の親指側にある2つの腱(長母指外転筋腱と短母指伸筋腱)と、その腱を覆っている「腱鞘」というトンネル状の組織が炎症を起こすことで発生します。
腱鞘は、腱が滑らかに動くための潤滑油のような役割をしていますが、使いすぎると腱と腱鞘が摩擦を起こし、腫れや炎症が生じ、痛みとなって現れるのです。
こんな症状に心当たりはありませんか?
- 親指を広げたり、動かしたりすると手首の親指側が痛む。
- 物を握る、ひねる、つかむ動作で痛みが増す。
- 手首の親指側に腫れや熱感がある。
- 朝起きた時に手首がこわばっている。
特に、育児で赤ちゃんを抱っこする方(通称「ママさん腱鞘炎」)、美容師、調理師、デスクワークでパソコンやスマホを長時間使う方に多く見られます。
腱鞘炎は手首だけの問題じゃない?
多くの方が、腱鞘炎の原因は「手首の使いすぎ」だと考えています。もちろん、それも一因です。しかし、かわせみ整体では、腱鞘炎を「手首だけの問題」とは考えていません。
なぜなら、私たちの身体は、すべてが連動して動いているからです。
猫背で首が前に出ていたり、肩甲骨の動きが悪かったりすると、腕の正しい使い方ができず、手首に不自然な負担がかかってしまいます。
例えるなら、重い荷物を運ぶときに、全身のバランスをうまく使えない人が、腕だけで無理をしてしまうようなものです。その結果、手首に過剰なストレスがかかり、炎症が起きてしまうのです。
痛みを繰り返す「負のループ」
腱鞘炎のつらいところは、なかなか痛みが改善しなかったり、一度良くなってもすぐに再発してしまったりすることです。これは、単に手首を休ませるだけでは解決しない、「負のループ」にはまっている可能性があります。
- 手首の痛みが発生:使いすぎや身体の歪みで手首に負担がかかり、痛みが発生します。
- 脳が「危険」と認識:痛みは脳への警告信号です。脳は手首をさらに守ろうとします。
- 手首が硬直:守ろうとするあまり、手首や腕の筋肉がガチガチに硬くなり、血流が悪化します。
- さらに負担が増える:硬くなった筋肉は、手首の動きをさらに制限し、他の部分にも負担をかけます。
- 痛みが慢性化:この悪循環が続き、痛みが固定化されてしまいます。
この負のループを断ち切るには、単に痛みのある手首を揉んだり、ストレッチしたりするだけでは不十分です。
かわせみ整体が選ばれる理由:痛みのある場所を触らない施術
当院が最も大切にしているのは、「痛みのある場所を触らない」という施術哲学です。
腱鞘炎の患部を直接強く揉んだり、押したりすると、どうなるでしょうか?
それは、脳への「痛い」という信号を、さらに強化することになります。脳は「ああ、やっぱりここは危険なんだ」と判断し、ますます防御を固めてしまいます。
当院では、この負のループを断ち切るために、オステオパシーという繊細な手技を用いて、全身のバランスを整えていきます。
オステオパシーによる腱鞘炎へのアプローチ
- 全身の歪みを整える:手首だけでなく、猫背や肩甲骨、骨盤の歪みなど、全身のバランスをチェックします。
- 手首への負担を軽減する:肘や肩、首の関節の動きを優しく整え、腕全体の連動性を高めることで、手首にかかる負担を根本から減らします。
- 自律神経を整える:自律神経の乱れも、身体の緊張を高め、痛みを悪化させる要因になります。頭蓋骨や背骨へのごくソフトなアプローチで、自律神経のバランスを整え、身体全体をリラックスさせます。
これらの施術は、一見、手首の痛みとは関係ないように見えるかもしれません。しかし、身体はすべてつながっています。全身のバランスが整うことで、手首は本来の正しい動きを取り戻し、痛みから解放されるのです。
痛みを繰り返さないためのセルフケア
施術で痛みが改善しても、日常生活の習慣が変わらなければ、また再発してしまう可能性があります。当院では、施術だけでなく、痛みを繰り返さないための具体的なアドバイスも行っています。
- 正しい姿勢の意識:パソコンやスマホを使う時の姿勢を見直し、猫背にならないように意識します。
- 休憩とストレッチ:同じ姿勢を長時間続けないよう、こまめに休憩を取り、腕や肩を回すなど、簡単なストレッチを行いましょう。
- 正しい身体の使い方:赤ちゃんを抱っこする際など、腕や手首だけで支えるのではなく、身体全体を使う方法をお伝えします。
もう、その痛みを我慢しないでください
腱鞘炎は、放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたします。趣味や家事、仕事に集中できなくなり、精神的なストレスも増えてしまいます。
「病院に行っても湿布やサポーターだけで…」
「何年もこの痛みに悩んでいる…」
「もう治らないと諦めている…」
もし、あなたがそのようなお悩みを抱えているなら、一度、かわせみ整体にご相談ください。
私たちは、あなたの身体の声を聴き、痛みのない、軽やかな生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
まずは、お気軽にお問い合わせください。あなたの健康を、心から応援しています。
那珂川市 整体 かわせみ整体 院長 野村 康治
お電話ありがとうございます、
かわせみ整体でございます。