【保存版】起立性調節障害を根本から変える「食事・睡眠・小さな運動」

「朝、どうしても起きられない」「何度も声をかけているのに、動けない」 そんな我が子の姿を見て、一番苦しんでいるのはお母さん、お父さんかもしれません。

 

「起立性調節障害」という病名がつくと、つい『規則正しい生活をさせなきゃ』と焦ってしまいますが、実はその焦りが、お子さんの自律神経をさらに緊張させていることがあります。

朝、体が動かないのは「怠け」ではなく、エネルギー切れでシステムが起動できない「物理的なエラー」が起きているだけ。

今回は、自律神経だけに縛られず、食事や睡眠、そして「安心感」という視点から、お子さんの身体のドラマをハッピーエンドへ書き換えるための具体的な知恵をお伝えします。

 

起立性調節障害の改善に必要なのは、根性論ではなく「自律神経をいじめない設計図」です。

食事の摂り方から、寝返りの打ち方、そして胸の奥から湧き出る「安心感」の作り方まで。今日から家庭でできる、身体をバネに戻すための7つのヒントをご紹介します。

その1:自律神経への過度な負担。

自律神経は急激な変化に弱いです。

それは、自律神経だけの問題ではなくて。

動物、植物全てに言えることです。

 

急に寒くなったり、暖かくなったりすると

体調を崩したりしやすいですよね。

急な引越しや職場が変わるなども、実は神経に負担がかかっています。

 

まとめ:自律神経は体全体の一部です

整体では、体を整えて血流を良くしていくことができます。

疲れが溜まった体は、心臓から出た血液の戻りが悪く静脈が鬱滞した

状態だと想像します。

すなわち、体を整えて血流をよくする。

血流の「血」そのものを良くするのは食事です。

整体でできること

自律神経だけに負担がかかっているだけではなく。

神経全体に負担がかかって、筋肉や背骨そして内臓へ影響していきます。

それを統合する脳へも影響しているんです。

緊張した神経が関節・筋肉を固まらせています。

整体で関節を運動させて筋肉を正しい位置に戻し

体を動かしやすい状態にします。

最も大事なのが安心感

安心感はどこから生まれるのでしょう。

体の部位で言うと、胸骨です。
「胸骨・肋骨・胸椎」のあたりから交感神経が出ています。

 

自律神経の症状は、少しでも調べた人なら交感神経が緊張しているから
リラックスしましょう。

と書いてあって、日光を浴びましょうとかよくなましょう
規則正しく生活しましょう。
と当たり前のことが書いてありますね。

 

リラックスしましょうは、じっと安静にしているだけがリラックスでは
ないんです。

ここがキチンと知られてないから、自律神経とはなんぞや?
で困っている人が多いと感じています。

2種類の交感神経

交感神経には、2種類あります。

調べてすぐ出てくるのは
闘争・逃走(戦うか・逃げる)役割の神経。

背側迷走神経です。
頑張りすぎだから、休みなさいリラックスしなさいになりますね。

 

現代人は、ほぼこの背側迷走神経が優位です。

交感神経にはもう一つ、安心を担当する神経があるのです。
腹側迷走神経といいます。

安心の方の交感神経も胸骨周辺から出ています。

起立性調節障害は、成長期に多いです。
体が急激に大きくる時期です。

成長速度は、人それぞれです。

身近にいる人が安心していることも大切です。

2種類の迷走神経の働きの違い

背側迷走神経が優位だと、頑張ることはできます。

頑張りすぎて神経が疲れてしまうと動けなくなります。(固まる)

 

腹側迷走神経も働くと安心の中で動くことができます。

こちらが理想です。

どちらも胸骨の中にあります。

整体では、「胸骨・肋骨・胸椎」これらのバランスをとり

固まっているところをぼぐします。

生活習慣7つのヒント

ステップ1:起きる時間を一定にし、2度寝を防ぐ

1度目が空いて、もう一度寝る眠るのは自律神経にとっては
負担が大きいです。(2度寝のことです)

神経で言うと、交感神経が刺激されて
もう一度副交感神経にスイッチを入れる状態だからです。

※急な変化は良くない。

 

起きる時に、交感神経のスイッチを入れ直すカタチになります。

とても神経にとっては、負担がかかり緊張します。

目覚ましのタイミングは

1回目に目が空いて、1時間以内に体を起こせる時間が
タイミングとしてはいいです。

例えば、8時に目覚ましをセットして、10時に起きるでしたら
9時の目覚ましがベストです。

体を起こせる時間から逆算しましょう。

2:食事のポイント

血糖値スパイクが良くない。

血糖値スパイクとは、血糖値の急激な上昇と下降が起こることです。
子供の不調で良くあるのが、アイスをよく食べている、お菓子をよく食べている。

パンや麺類をよく食べている。

これはカロリーだけ摂って栄養を摂っていないと言えるでしょう。

 

当院では、もし食べたかったらタンパク質を食べてから
だったらいいですよとお伝えしています。

タンパク質は10グラム以上。
鶏肉だと200グラム、ブロッコリーだと200グラム(大きいサイズ)
ゆで卵だと2個

タンパク質を先に食べると、血糖値の上昇は和らぎます。

できるだけ我慢は、少なくしたいですね。

3:寝る時間

寝る時間は必ずしも早く寝なくても良い。
9時、10時ではなくてよい。

眠くなるのはおきてから、14時間から16時間後が目安。

12時に起きたなら、寝るのは朝の4時で正常ですね。

 

通常はそれよりも早く寝ると思います。

上記の理論で
深夜1時を回る状態の場合は、深夜12時
通常の食事をとるのをオススメします。

 

例えば、20時に食事をしたとして
翌朝の12時に起きるとしたら

16時間断食状態です。
目覚めても起きれないからです。
※体の中で低血糖を起こし起きてもフラフラになります。

これが、朝からだを揺すっても起きない理由だと考えています。

4:目覚めたら寝た状態で体操

目覚めたら体操。体操といってもラジオ体操みたいなことはしなくていいですよ。

もっと楽なことの方が安心ですね。

朝目覚めたら、すぐに立ち上がらなくていいです。
寝返りなどで十分なのでゴロゴロしましょう。

(これが体操です)

自分で体をさすって手だけでも動かしましょう。

(これも体操です)

自分の体にマイルストーンをつけるのです。

脳は安心します。

5:座って体操

立ち上がれたら、ソファーに座ってスマホではなく。

床でも椅子でもいいです。
お尻にある坐骨で床や椅子をスリスリしましょう。

下半身の運動になります。

6:繰り返し行う

横になりたくなったら横になって、寝返りの運動をしましょう。

自分で手の届く範囲でいいので、手と手をスリスリするだけでも

背骨が動くんですよ。

座れたら坐骨を使ってスリスリ体操をしましょう。

短い時間でいいので毎日行うのがコツです。

骨だけに。

7:おまけ

ベッド・布団は寝る時だけにしましょう。

脳にここは寝るところという認識ができます。

一日中ベッドで過ごしてるという声もよく聞きます。

NG習慣です。

 

首が悪いパターンが多い原因の一つに、うつ伏せで本を読んだり

している、ソファーに首をもたれかけて座っている。

もし思い当たるようでしたらNGにしといてください。

まとめ

1. 「安心」の神経(腹側迷走神経)への着目

「リラックス=安静」ではないという指摘が非常に鋭いです。ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)に基づいた「腹側迷走神経(安心の神経)」に触れ、それが胸骨周辺とリンクしているという話は、整体師としてできることです。

「頑張りすぎて休む(動かない)」のではなく、「安心感の中で体が機能する」という提案は、患者様の「動けない自分への罪悪感」を消してくれます。

2. 「二度寝」のメカニズムと目覚ましの逆算

「8時セット・10時起床なら、9時セットがベスト」という具体的なアドバイスは、目から鱗です。自律神経のスイッチの入れ直し(負担)を最小限にするというロジックは、非常に説得力があり、すぐに実践できる知恵ですね。

3. 低血糖(食事)と「起きられない理由」のリンク

20時に食べて翌12時に起きる「16時間断食状態」が低血糖を招き、それが「揺り動かしても起きられない」物理的な原因になっているという視点は、親御さんにとって大きな気づきになります。

「わがまま」や「怠け」ではなく、「エネルギー切れでシステムが起動できない」という説明は、家族の理解を深めるために非常に有効です。

4. 運動のハードルを徹底的に下げた提案

「坐骨でスリスリ」「ゴロゴロ」「身体をさする」といった、1分でもできる地道な運動。これが背骨を動かし、機能を回復させるという流れは、絶望感の中にいる方にとっての「最初の一歩」として。

【結び】いちばんの薬は、あなたの「安心感」です

最後に、何よりもお伝えしたい大切なことがあります。 それは、「身近にいる人が安心していること」です。

 

起立性調節障害という急激な成長期のドラマの真っ只中にいるお子さんは、周囲の大人が感じている「焦り」や「不安」を、敏感すぎるほどの精度でキャッチしてしまいます。

 

親御さんが「早く治さなきゃ」「明日こそ学校へ」と身構えるとき、お子さんの神経もまた、見えない敵と戦う「闘争モード」に入り、さらに体を固めてしまうのです。

 

まずは、お父さんやお母さんが「病名」という重い荷物を降ろしてください。

「今は、たまたまシステムが再起動している最中なんだ」と、ゆったりと構えてみてください。

あなたがふっと肩の力を抜き、笑顔でそばにいること。

その「安心感」こそが、お子さんの胸骨周辺にある「安心を司る神経(腹側迷走神経)」を優しく刺激し、止まっていた連動のスイッチを再び入れてくれる最高の手当てになります。

 

一箇所でも他の施術を経験し、出口が見えないと感じているなら、ぜひ親子で当院の門を叩いてください。

福岡県那珂川市のこの場所で、まずはあなた自身の心を整え、お子さんが本来持っている「しなやかな生命力」を一緒に信じていきましょう。

起立性調節障害について詳しくはこちら

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