膝の痛み、なぜ女性が多いのか?
身体の構造を元に考察
病院で「変形性膝関節症」と診断されたとき、ふと周りを見渡すと、膝の痛みを抱えているのは女性ばかり…なんて感じたことはありませんか?
実はそれ、気のせいではありません。統計的にも女性は男性に比べて約4倍も膝を痛めやすいと言われており、特に50代から70代にかけてその差は顕著になります。
なぜ、女性の膝にはこれほど負担がかかりやすいのか。
今回は身体の構造的な視点から、その「3つの理由」を紐解いていきましょう。
理由1:膝の「角度」が最初から違う
専門的な言葉でFTA(大腿脛骨角)という指標があります。これは太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(下腿骨)が作る角度のことです。
構造上の特徴: 大腿骨は骨盤から内側に向かって伸びており、膝の部分でわずかに
(約 3 ∘ほど)外側に折れ曲がるのが正常な状態です。
女性特有の傾向: もともと少しだけ「内股」になりやすい構造に加え、教育やマナーとして足を閉じて座る、内股で歩くといった習慣が長年積み重なります。
この「わずかな内股」が数十年続くことで、膝の内側の軟骨や周囲の神経に持続的な負担をかけ続けてしまうのです。
理由2:守ってくれていた「ホルモン」の減少
更年期を迎えると、女性ホルモンである「エストロゲン」が急激に減少します。
エストロゲンには、骨を強く保つだけでなく、軟骨や筋肉を柔軟に保護する役割もあります。
このエストロゲンがいなくなることで、軟骨がすり減りやすくなり、男性に比べて筋肉量も少ない女性は、膝関節がダイレクトにダメージを受けやすくなるのです。
理由3:股関節を捻る「座り方」のクセ
「膝が捻れている」と言われる方の多くは、実は股関節と足首に原因があります。
特に注意したいのが「横座り(お姉さん座り)」です。
いつも決まった方向に足を流して座っていませんか?
歪みの連鎖: 股関節が捻れる → 骨盤が歪む → 筋肉が異常に引っ張られる → 神経が圧迫される。
この連鎖のしわ寄せが、最終的に「膝の痛み」として現れます。左右バランスよく座れていれば良いのですが、多くの場合、どちらか一方に偏ることで身体の軸が崩れてしまうのです。
病院で変形が進んでいると言われると、「一生付き合っていくしかない」「手術しかない」と不安になるかもしれません。
しかし、諦めるのはまだ早いです。
膝が変形してしまった事実は変えられなくても、「なぜそこに負担が集中しているのか」という身体の歪みや使い方のクセを整えることで、痛みは十分に改善する見込みがあります。
当院では、膝だけを見るのではなく、原因となっている股関節や骨盤、足首の状態をしっかりと診ていきます。
一人で悩まず、ぜひ一度プロの手にお任せください。あなたのこれからの数十年が、軽やかな足取りで過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。





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